7.（自作写真や素材で収入になった写真学校生の話)
全国には、写真専門学校が沢山あります。

いわゆる各種学校と言われているものです。

ここに入る青年達は、

将来は、「カメラマンで生活していくことを夢みて」入学しています。



日本人は世界でも、カメラ・写真が好きな国民性と言われています。



昔は、外国人が日本人を表現して描く時は、

「チビで、眼鏡をかけて、カメラを肩から下げている。」

というのが定番の時代がありました。



さらにそれに、「ちょんまげ」を付けている。

というような、偏見的な間違いも多かったのですが。



さて、そうした国民性の為か、

わが国には、写真専門学校が沢山あるとなってしまって？います。



ところが、この専門学校を出て、

プロのカメラマンとして、食べていけることが可能でしようか？

非常に確率の低い資格ということが言えます。

毎年、十万人を超える写真専門学校の卒業生がでるのですから、

なおさら大変なのです。



世の中には、いろんな職業プロがおりますが、

その中でも、特に食べていくのが難しい部類の職種ではないでしようか？

自宅を写真館にしてもです。



なぜでしょうか？



プロカメラマンの世界は、

絵画の世界と同じぐらい芸術性が必要だからかも知れません。



昔から、よく言われている「絵描きでは食べていけない。」

という 、

「天性の才能があっても難しい世界」なのです。



ほんとに、現在名前の出ているプロカメラマンはひとにぎりです。



では、「将来はプロカメラマンを夢見て！！」と、希望に燃え、

写真専門学校を出た方達の今はどうしているのでしょう？



みんな写真とは関係ないお仕事についておられるようです。

普通のサラリーマンだったりします。



残念ですね。

才能も技術も作品も、埋もれてしまっている訳です。



みんな、少年の頃から、いい写真を撮っていて、

プロカメラマンとしては、それらの写真を売れなくても、

「自分で撮った、素晴らしい写真たち」は無尽蔵と言えるほど、

眠ってしまっています。



おそらく、普通のサラリーマンになってしまった今も、

趣味として「いい写真を撮り続けて」いることでしょう。



素人から見れば、有名プロカメラマンとなんら違いない素晴らしい作品を

自分だけの趣味として、鑑賞しているだけなのです。



しかし、インターネットがすごい勢いで伸びている今、

写真の素材需要は大量にあるのです。



そんな中、インターネットのホームページなどに注目した写真専門学校生がいました。
ある日、あるサイト運営している会社に、メールを出してみました。

「自分の撮った写真を使って頂けませんか？」と、



もちろん、彼も、

「写真専門学校に、将来はプロカメラマンを夢見て入学した青年！！」

でしたから、

作品は素晴らしいものでした。



以前から撮り貯めた、いろいろな種類の写真が大量にありました。



一ヵ月後、それらを買い取ってもらうことに成功しました。



振込まれた金額を見て、驚きました。



今まで、部屋の押入れにしまっていた写真達が、

80万円で売れたのです。

彼の通常のバイト料は、夜勤を入れても月５万円足らずでしたから。



「こんなプロカメラマンとしての生き方もあるのか！」

今､写真専門学校生の彼 は、気づき始めています。



さっ、

写真専門学校に在学中。または卒業した。
「将来はプロカメラマンを夢見る青年！！」のあなた、

あるいは、

以前、そんな青年だった大人になってしまっているあなた。



自分の部屋の押入れを開けて見てください。



以前撮り貯めしていた「素晴らしい作品たち」を、

暗い押入れから、明るい世界に出してみませんか？（笑）